バイオレットとパープルの意味は同じか?

カラーセラピストになる皆さまは、選んだカラーシステムを履修し、認定資格を得ますが、この履修時に、
・各システムの色彩言語(使用する色数・色名・チャクラ対応などはシステムで異なります)
を、テキスト&カリキュラムに則り学ぶことになります。

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ただし、受講後に色彩言語に関わる本を読んだり、ネットで情報収集し始めると、様々な疑問が出てくるようです。
一例として、よく頂くご質問は、
・バイオレットとパープルの意味は違うのか?
…西洋ではそもそも「紫」色の代名詞はパープルの方です。

紫の空

 

希少な染料であったpurpura貝は高値で取引され、ビザンツではロイヤルカラーでした。「bone to purple」は「高貴に生まれつく」という意味です。
色としては、赤味の強い紫をパープル、青味の強い紫をバイオレットと表記します。JISでも青味の強い紫がバイオレットとされています。日本語で言えばパープルは紫、バイオレットは菫色ですね。

しかし、ニュートンは虹のスペクトルの短波長をパープルではなくバイオレットと表記し、「紫」外線はUV(Ultra-Violet)です。
センセーションカラーセラピーでは、青味の強い紫はパープル、赤と青の二次色はバイオレットとなります。前述ではパープルと説明した赤みの強い紫はローズという色名になります。(別システムではマゼンタ)

歴史的や思想で見ると、レッドとブルーの混色は色の幅が広く、色名に明確な境界線が無い時代もあれば、後世に出来た色名も多いのです。(例えばマゼンタは19世紀に出来た色名です)
絶対的な定義づけが出来ない
ほど、「色と人間」の関わりは長くて、深いんですね。

ゆえにシステムのカリキュラムを離れ、色彩学や色彩象徴、物理学の観点で、
「色の意味性・色彩言語」
を調べ始めると情報の量に溺れ、混乱に陥る方が多いようです。

忘れてはいけないのは、皆さまは色彩学者になるためではなく(日本では成立しませんが^^;)
心を読み解くためのカラーセラピーシステムを学び、リーディングの為に色彩言語を用いるカラーセラピストである、と言う事です。

・本来、歴史的・思想的な色彩象徴・色彩言語の定義は曖昧なものです。
・しかし、セラピーに色彩言語を用いる場合、曖昧なままではリーディングにおける「色の差別化」が出来ません。ゆえに、各システムごとに、「システム内の色の定義」を定めています。
この「区別」を、ご理解いただければと思います。

皆さまが学んだカラーセラピー「システム」には、各システムの創始者に定められた「チャクラ」や「色相環」があります。これこそ 自分が(そのシステムのセラピストとして)、
実践すべき色彩言語の基本スケール
になります。もし混乱されたら、テキストに立ち返る必要があります。

 


 

特にご質問の多い、赤と青の混色(第6~第8チャクラ)は、多くのカラーセラピーシステムが、

第7チャクラ=赤と青の2次色をバイオレットとして対応
第6チャクラ=赤と青のの3次色をパープル、インディゴ、ロイヤルブルー・・青味の強い混色を対応

という形にしています。

そうなりますと、「高貴」という色彩言語は第7チャクラのバイオレットに相応させることになり、パープルには第6チャクラのテーマである「直感」「洞察」という色彩言語が当てはまることになります。
もちろん色彩象徴としては、バイオレットにもパープルにも「直感」「洞察」「高貴」が対応しますが、リーディングで色彩言語を用いる為のカリキュラム(マニュアル)として
「色(色彩言語)の差別化」
は必要なのです。

ゆえに、7チャクラやバイオレット、パープルを用いる多くのシステムでは、

第8チャクラ/ローズマゼンタ=社会奉仕
第7チャクラ/バイオレット=自己実現・霊性・高貴
第6チャクラ/パープル(インディゴ・ロイヤルブルーなどの3次色=直感・洞察力

と、便宜上の差別化を図っています。
しかし、本やネットで調べ始めると各システムの便宜や、リーディングの為の色の差別化などは関係ありませんので、

「あれ?バイオレットとパープルの違いは??どちらも高貴で直感??バイオレットも社会奉仕?じゃあマゼンタは?」

と、自分の学んだカリキュラムとの統合に苦労するようです。

もちろん、色彩言語は実践して行く内に「増やす」ものですし、便宜上の区分け内に収まる必要はありません~この「曖昧さ」が色の世界の楽しさでもあるのです~。
ただし、(特に履修直後は)「区分け」を理解せずに闇雲に知識を求めると、混乱に繋がる可能性にもなるのです。

 

※例えば、歴史的には赤は「高貴」な色でもありますが(そもそもレッドとパープルの厳密な区分けが無かったり)、カラーセラピー&第1チャクラのレッドに「高貴」というワードを入れると、特に強い意味性(男性性・能動性・物質性など)と統合しにくくなるので、カラーセラピーの色彩言語でレッド=高貴というワードは教えません。

※また、アヴァターラやフレイムカラーセラピーのように赤と青の混色の多いシステム・・
アヴァターラ:バイオレット・ロイヤルブルー・マゼンタ・ラベンダー・ライラック
フレイムカラーセラピー:バイオレット・ラピス・マゼンタ・ラベンダー・アメジスト
の場合、赤と青の混色にチャクラや色相環の理解を加え、色彩言語を分割して差別化をしているのです。
(逆を言えば、赤と青の混色としてバイオレットしか用いないシステムでは、ほぼ全ての色彩言語がバイオレットの意味になることもあるのです)

・自分自身が「どのカラーセラピーを学んでいるのか(システム上のチャクラや色相環への理解)」=「そのシステムでメインで用いる色の意味」
と、
・東西問わず「膨大な文化・思想背景を持つ色彩象徴の世界」(カラーセラピーの色の意味の多くは、ここが元に放っていますが)
の区分けをして考えるようにすれば、無駄な混乱は避けられると思います。

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カラーセラピー色の意味と色彩象徴
ご参考までに、「YELLOWの知恵とGOLDの知識」その1 その2
2015年のカラーセラピスト勉強会は、このような1次色~3次色の意味の多様性を開講しております。
「色の意味の構成」
カラーセラピスト勉強会開講日程などはこちら

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